山里のピーナッツ 「カヤの実」

お知らせ
01 /15 2020

「カヤの実」

知っている方はそう多くないと思います。見た目は「ドングリ」にたいへん似ています。


カヤ(榧)は、イチイ科の常緑喬木で、その木は碁盤、将棋盤の最高級品の木材といわれ、秋になると楕円形の緑色の種子を付けます。その果肉を取ると、堅い殻に覆われた実が出てきます。大きさは小指の第一関節ぐらいです。


ここ温海地域では、カヤの実を「油」の原料として出荷していたこともあり、山間部には多くの榧の木が植樹されました。しかし、時代の移り変わりと共にその需要が減り、今では榧の木自体が少なくなり、その実は大変希少価値のある物となりました。写真のカヤの実は火で炒ってますが、生の物も見た目は変わりません。


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殻を割ると、黒い薄皮に包まれた実が出てきます。この薄皮は指で擦ると簡単に剥ける物もありますが、剥けにくい物もあります。この薄皮は付いたまま食べても大丈夫ですが、口の中に若干粉っぽさが残ります。


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薄皮を丁寧に取ると、ちょっとシワの寄った実が現れます。食べた食感はピーナッツよりもカリッとした歯ごたえです。

これで油を搾ってたわりには、その味はピーナッツより油っぽくなく、香ばしさが後をひく美味しい木の実の味です。食べ始めると止まらなくなる美味しさです。

面白い事に、カヤの実は、その木の個体ごとに微妙に味が違い、実際に炒ってから食べてみるまでその優劣が付けられません。


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今回試食してみたところ、味は大変美味しかったです。


当店でも、その時期に必ず販売するとは限らず、販売できない年もあります。 大変希少な商品で、運よくゲットされた方だけがその素朴な味を堪能できます。

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